入院・外来 (通所) から在宅 (訪問) まで
当院のリハビリテーションセンターの特色として、医療保険分野では「急性期」「回復期」「療養期」「地域包括医療」「外来リハビリ」、介護保険分野では「デイケア」「訪問リハビリ」と、入院から退院後まで幅広く地域の患者さんに寄り添ってサポートする体制が整っております。
介護予防事業
急性期
回復期
外来
訪問リハ
デイケア
退院はゴールではなく、新たなスタート
手術・治療が終わっても、生活に戻るには準備期間が必要です。
当院ではより質の良い準備を提供すべく、リハビリに力を入れています。
失った機能の回復だけでなく、障害を負った患者さんの”人間らしく生きる権利の回復”を目指しています。
患者さんが充実した生活を実現できるよう、全力でサポートいたします。
リハスタッフ構成員
男性 | 女性 | 総数 | |
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理学療法士 | 19人 | 9人 | 28人 |
作業療法士 | 5人 | 5人 | 10人 |
言語聴覚士 | 0人 | 3人 | 3人 |
リハビリ事務 | 2人 | 3人 | 5人 |
総数 | 26人 | 21人 | 46人 |
施設紹介
広々とした空間(総面積495.6㎡)で、患者さんのリハビリを行います。
自宅生活に近い環境で練習できる、ADL室・水治療室を完備しています。
個別にて集中した治療を行える、言語聴覚室を完備しています。


特掲診療料の施設基準に関する届出
- 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)
- 運動器リハビリテーション料 (Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション料 (Ⅰ)
- がん患者リハビリテーション料
脳血管疾患リハビリ
脳血管疾患とは
いわゆる脳卒中のことです。脳内血管や血液の障害により発症する病気の総称です。
発症すると、手足の麻痺に加え、喋れなくなったり、飲み込めなくなったりします。
私たちは、これらの原因を専門ごとに評価し、適した方法で能力向上を目指します。
様々な症状に合わせて、患者さんに合ったリハビリを提供いたします。
対象となる主な疾患
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳性麻痺などの小児リハビリ
※小児リハビリは、早期から適切に介入することで、潜在的な能力を引き出し、運動機能の改善が期待できます。
サポート体制が充実
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在宅復帰後の暮らしがより安全・快適となるよう自宅改修のアドバイスを行います。
入院中にご自宅へお伺いし、玄関・廊下・居室・トイレなどを拝見して、自宅改修 (手すりの設置・段差解消・スペース確保など)、福祉用具のご提案をさせていただきます。
その方らしい生活やご家族の皆さんをサポートするうえでも大切なことです。 -
生活のリズムを取り入れた総合リハビリテーション
療法士が行う訓練だけが「リハビリ」と思われがちですが、入院生活中の“トイレ・風呂・着替え・食事など日常生活”もまた「リハビリ」です。
“訓練でできていること”を、生活内で看護・介護職が継続して行うことで、“自然としていること”に変え、早期の退院を目指しています。 -
回復期リハビリは365日休まずサポートします。
当院では全国平均の2倍にあたる最大180分のリハビリを実施しております。
スタッフ間でも綿密な情報共有を行っております。
(※365日体制は、回復期リハビリテーション病棟のみとなります)
歩行訓練
「トイレまで杖で歩ける」「物を持って○○まで杖で歩ける」「長距離歩ける」など具体的な目標や必要な時間に合わせて病棟スタッフが付き添います。
日常生活動作訓練
食事、整容、更衣、トイレ、入浴など日常生活を営む上で必要な動作の練習を生活時間に合わせて行います。
家事動作訓練、炊事、洗濯、掃除など退院後の患者様の役割に対してもサポートしています。
外出訓練
スタッフが同行し、必要な公共交通機関の利用 (バス・電車など) や応用的な公道などでの歩行 (凸凹道、坂道、階段、エスカレーターなど)、買い物、通勤などの生活に必要な屋外での練習を行います。
外泊訓練
退院に向けて、徐々に自宅環境に慣れていくことを目的とし、自宅環境の整備ができたら試験的に外出・外泊練習を行います。
そこで、退院後の生活における安全性を確認しています。
運動器疾患リハビリ
運動器疾患とは
骨や関節、靱帯、筋肉、手足の神経や血管などの障害、スポーツや事故で外傷を負うことを指します。
手術後早期からの対応により、早期社会復帰を目指して取り組んでおります。
関節の動きを拡大し、筋力を向上することで、歩行などの日常生活動作が円滑に行えるようにサポートいたします。
年齢や職業を問わず、小児から高齢者まで幅広い方々に対応しております。
対象となる主な疾患
手術例 下肢 膝関節人工置換術 高位脛骨骨切り術 膝関節靱帯再建術
半月板損傷(関節鏡視下手術) 人工股関節置換術 上肢 肩関節腱板断裂(腱板縫合術)など
保存治療例 圧迫骨折 など 保存療法(手術を行わない治療)で痛みに苦しむ患者さんにもご提供しております。
理学療法
障害 (痛み・麻痺など) を改善し、基本動作能力 (坐る、立つ、歩く) の回復を図ることで、社会への復帰や日常生活の中で出来ることを増やすことを目的とし、運動や物理療法 (電気、温熱、寒冷、光線、水、マッサージ) を用いる治療法です。
例えば、障害のある患者さんに対して、マッサージなどで痛みを和らげ運動しやすい状態を提供し、基本的な動作の練習 (歩行・トイレ動作など) を行います。
運動療法
身体の運動を通じ、さまざまな器官の機能を維持・改善することを目的とした治療法です。
目的
- 関節可動域の維持・増大
- 筋力の維持・増大
- 筋持久力の維持・増大
- 運動の協調性の改善
- 全身の生理機能の維持・増大
作業療法
人々が日常の作業をできるようにすることを目的とし、基本能力を始め、食事・整容・入浴・更衣・排泄など日常生活の諸動作や仕事・遊びを安定し行えるよう訓練、指導を行う治療法です。
目的
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身体機能の向上
作業を通じ、生活に必要な筋力、関節の動き、感覚機能などの維持・改善を図り、スムーズな動きや耐久性の獲得を行います。
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高次脳機能の工夫
時間・物の扱い方・周囲の状況の認識、物事の記憶、計算、順序や方法を決定・遂行する、などの能力を評価し、治療・訓練いたします。
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心理面のサポート
入院や障害により失われた精神活動や、生活に対する意欲の維持・改善を図り、不安を和らげたり、自信づけを行ったりいたします。
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日常生活面の提案
食事、更衣、排泄などの身辺動作や家事動作について、できない原因を評価し、その人にあった適切なやり方・介護方法を訓練・指導いたします。
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早期の職場復帰
身体機能、作業能力、一般能力 (学習能力、注意力、問題解決能力など)、移動、コミュニケーション能力などを評価し、訓練を行います。
言語聴覚療法
音声・言語・聴覚・嚥下機能を専門的に細かく評価し、それらの能力に合わせた訓練・指導を行う治療法です。
吃音
「どもる」
成人
失語症「言葉がうまく出ない」
構音障害「活舌が悪くなった」
嚥下障害「よくむせる、食べられない」
高次脳機能障害「集中できなくなった
新しい事が覚えにくい、忘れやすくなった」
小児
発達障害「言葉の発達が遅い」
機能性構音障害
「上手く発音できない音がある」
当院では、小児~成人まで幅広い方を対象としています。
主として、コミュニケーション手段の獲得や、滑舌の練習、飲み込みの練習、安全な日常生活を送るための注意力や記憶力向上の練習を行います。
嚥下障害の場合、必要に応じ実際に飲食している様子をレントゲン撮影する検査 (嚥下造影検査) を行い、食形態や安全な姿勢の検討をしていきます。
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構音訓練、発声発話訓練
口唇・舌・頬・咽喉頭などの発話や発声に必要な機能の向上を、様々な方法を用いて促していく訓練です。
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高次脳機能(とくに失語症訓練)
脳の損傷部位や症状などより、理解・実施できるものが変わる為、「聴く」「話す」「読む」「書く」のすべての言語的側面を評価・分析し、状態に合わせた訓練教材を選定して実施いたします。
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摂食・嚥下訓練
誤嚥を起こす原因やパターンを評価・分析し、対応策を設定・指導いたします。
嚥下機能評価:反復唾液飲みテスト、改訂水飲みテスト、頚部聴診など嚥下造影検査 (VF検査) による分析・評価
嚥下訓練
: 間接的 口腔内アイスマッサージ、シャキア法など
: 直接的 姿勢・一口量・タイミングなどの調整、介助方法指導
環境設定 : 食物形態・水分のトロミなどの工夫・調整
吃音について
当院では、メンタルリハーサル法・環境調整法を用いて、外来で吃音に対してのリハビリを行っています。
なお、受け入れ人数には限りがございます。空き状況につきましてはお電話にてご案内しております。
嚥下造影検査について (第2.4.5金曜日16 : 00 ~)
飲食している様子をレントゲン撮影する検査です。
映像を確認しながら食べものの形態や食事姿勢の検討をし、安全な食事環境のご提案を行っています。
嚥下造影検査は、外来受診していただいた上で医師の判断のもと実施が決定されます。
まずはお電話にてご相談ください。