野田病院 noda hospital

お知らせ

2025/12/20 お知らせ(期間限定)

(受付はR8.1.5より)R8年2月22日 第3回野田病院健康フェスタ開催のお知らせ

  • 日 時 :令和8年2月22日(日)13:00~16:00(開場 12:20)
  • 場 所 :野田市保健センター 3階 大会議室
  • お申込み:事前予約制(先着120名)
  • 申込期間:令和8年1月5日(月)~2月14日(土)※定員になり次第申込終了
  • 無料測定会の開催:(先着20名様)測定を希望される方は、電話予約の際にお申し付けください。

  ※先着は、当日の来場順ではなく、電話予約時での先着順になりますのでご注意ください。

  • 受付時間:8:30~17:00(日曜/祝日除く)
  • 申込先 :野田病院 総務課
  • 電話番号:04-7127-3200
  • 講演内容:動脈硬化予防と健康寿命~脂質異常症!コレステロールや中性脂肪にどう対応しますか?~
  • 講 師 :東京慈恵会医科大学附属柏病院 病院長 吉田 博 先生
  • 所属先・役職名:

           東京慈恵会医科大学附属柏病院 病院長

        東京慈恵会医科大学 臨床検査医学講座 教授

        学校法人慈恵大学 理事

  • 略 歴:

1987年 3月          防衛医科大学校医学科卒業

1994年 10月        防衛医大医学研究科(内科学第1講座)循環器病学専攻(博士課程)

1996年 6月         米国カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部動脈硬化研究センター留学(リサーチフェロー)

1998年 9月          防衛医大医学研究科修了

1999年 3月          医学博士取得

2001年 4月          東京慈恵会医科大学 内科学講座 助手

2003年 8月         東京慈恵会医科大学 内科学講座 講師

2006年 4月         東京慈恵会医科大学附属柏病院 中央検査部 診療部長

2007年 1月          東京慈恵会医科大学 臨床検査医学講座 准教授

2010年 4月          東京慈恵会医科大学附属柏病院 副院長

2013年 1月           東京慈恵会医科大学 臨床検査医学講座 教授

2013年 6月           東京慈恵会医科大学大学院 代謝・栄養内科学 教授(併任)

2022年 4月          東京慈恵会医科大学附属柏病院 病院長・学校法人慈恵大学 理事

2023年 4月          文教大学ウェルネス&未病リサーチセンター センター長(併任、非常勤)

 

  • 講師プロフィール

専門医など

内科学会(認定医,専門医,指導医)、循環器学会(専門医)、動脈硬化学会(専門医,指導医)、臨床検査医学会(専門医,管理医)、老年医学会(専門医,指導医)、臨床栄養学会(指導医),未病学会(認定医),臨床薬理学会(特別指導医)、臨床化学会(臨床化学者)理事,評議員(社員,代議員),委員会委員など 動脈硬化学会(理事,評議員,医療保険委員長,学術委員,ガイドライン統括委員,編集委員,生活習慣栄養部会長),循環器学会(関東甲信越支部評議員,冠動脈疾患一次予防ガイドライン班員),糖尿病学会(学術評議員),臨床検査医学会(常任理事,評議員,ガイドライン・編集・専門医制度担当理事,学術集会企画委員長),臨床化学会(常務理事,評議員,リポ蛋白検査専門委員長,集会広報委員長),臨床検査専門医会(情報出版委員,渉外委員),医療検査科学会(評議員),栄養食糧学会(顧問,前会長,代議員),臨床栄養学会(副理事長,評議員,あり方委員,財務委員,指導医認定委員,ミネラル部会委員),機能性食品医用学会(理事長,評議員),未病学会(理事長,評議員),老年医学会(代議員),臨床薬理学会(評議員),国際心血管薬物療法学会(評議員),冠疾患学会(評議員,FJCA),日本医学会評議員,生活習慣病予防協会顧問,アジア栄養学連合(FANS)前理事,米国内科学会FACP, 米国心臓協会FAHA

学会長など

第70回老年医学会関東甲信越地方会長、臨床栄養学会認定栄養医研修会2019世話人、第25回未病学会長、第15回機能性食品医用学会長、第27回臨床検査医学会関東甲信越支部総会長、私大臨床検査部長会2015会長、第20回臨床化学会関東支部総会長、2022年度第174回体力医学会関東地方会長、2023年度 第63回臨床化学会長, 第33回ビタミンE研究会世話人,2024年度 第46回臨床栄養学会長,(2025年度第278回循環器学会関東甲信越地方会長、2026年度 第58回動脈硬化学会長、第73回臨床検査医学会長)

 

国際誌ジャーナル編集委員(Editorial Board Member)など

Eur J Clin Invest (Former Section Editor), Front Endocrinol (Assoc. Editor), J Atheroscler Thromb (Assoc. Editor), Lab Med Int (Editor-in-chief), Front Cardiovasc Med,J Geriat Cardiol, J Clin Trans Res, Int Arch Clin Pharmacol, J Clin Med Res, Medical Sciences, Explor Med, Cardiovasc Science, J Nutri Sci Vitaminol (Assoc. Editor 2014-2023),Clin Chim Acta (Assoc.Editor,2016-2018)

 

賞詞

平成11年     防衛医科大学第一内科 第2回大鈴賞

平成12年     防衛衛生協会 優秀論文賞

平成16年     日本臨床検査医学会 奨励賞

平成20年     Evergreen Award(ACPアメリカ内科学会)

平成21年     日本臨床検査医学会 学会賞「生命科学賞」

令和 2年      ACP(アメリカ内科学会)Japan Chapter Contribution Award2020

令和 3年      日本栄養・食糧学会 学会賞

 

なぜ今の道を志したか

医学生の頃は父が大腸癌、母が関節リウマチだったこともあり、免疫学に強く関心を持ち、その当時は多田富雄先生が著した免疫学の本を読みふけっていました。そのなかで過剰な免疫を抑えるTリンパ球(抑制性T細胞)の存在を知り興味を抱いていました。この抑制性T細胞が2025年に坂口志文先生のノーベル生理学・医学賞に輝いた制御性T細胞へと繋がっていて、私個人的にもとても感慨深いです。

さて、母校の防衛医大では当時の第一内科教授として中村治雄先生が主宰されていて、中村先生はコレステロール・脂肪酸と動脈硬化の分野では日本の代表的な研究者ですが、その当時は今と異なり。コレステロールはとくに日本では幕下扱いの状況でしたが、中村先生の魅力に惹かれ、その講座に入局して循環器内科とともに動脈硬化危険因子の評価および管理を学ぶ機会に恵まれました。また卒後3年目を迎える1989年に、カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部のDaniel Steinberg教授(Dan)がNew England Journal of Medicineに動脈硬化における酸化LDL仮説を発表されましたが、何度も何度もその論文を読んだことを今でもよく覚えております。実は中村先生が米国留学時代にDanと時々仕事が一緒になることがありましたが、それは脂質異常症の分類(フレデリクソン分類)で有名なFredrickson先生がNIH(アメリカ国立衛生研究所)の責任者だったころに3名の有名は懐刀(Dan、Levy先生、Ahrens先生)がいらっしゃって、かつて中村先生はAhrens先生のところに留学されていました。Danが1995年に日本に特別講演に来られた際に、座長をされたのが中村先生でした。そのような経緯もあるなかで、運よくDanのラボに留学できたことは私の宝物です。以上のことは私が動脈硬化症・脂質異常症・栄養学などの分野を志した原動力になったと思っておりますと同時に、現在でもなお当該分野のお仕事を継続できていることに心より感謝申し上げます。

そして2001年より宇宙の旅ではないですが、私は現在の東京慈恵会医科大学(慈恵医大)に異動し、内科学・臨床検査医学を中心に仕事させていただき、コロナ禍であった2022年から、慈恵医大附属柏病院の病院長として地域医療をはじめ医療・健康推進に取り組んでおります。

 

教科書・一般雑誌など(代表例)

40代からの人体の取扱い説明書(別冊ニュートン)

伝統食品の美味しさの科学(NTS)

研修医・医学生のための症例で学ぶ栄養学(建帛社)

新臨床内科学(医学書院)

標準臨床検査医学(医学書院)

日本人の食事摂取基準2025、冠動脈疾患の一次予防に関する診療ガイドライン2023、

動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022、臨床検査のガイドライン2024

 

  • 無料測定会の開催(先着20名様)

測定を希望される方は、電話予約の際にお申し付けください。

※先着は、当日の来場順ではなく、電話予約時での先着順になりますのでご注意ください。